おすすめのノーコード紹介!将来はプログラミング不要?

あなた
「最近ノーコードっていう言葉をよく聞くけど、何ができるの?」
管理人
「現役エンジニアが、具体例を元に解説します。」

この記事で分かること
- ノーコードとは?
- ノーコードの具体例
- ノーコードで起こる未来
目次
ノーコードって何?
ノーコードとは、ざっくりいうとプログラミングしないでソフトウェアのサービスを作れる手段のこと。
ここ数年、ノーコードという言葉が新たに使われ始めたことで、一気に話題になってきた印象です。
2020年8月現在(本記事執筆時点)、目的のソフトウェアを作るためにはプログラミングを使うのがまだまだ主流。
そんな中、プログラミングなしでパワポみたいにサービスを作れますよ!っていうノーコードが急速に台頭してきています。
ノーコードは交通手段の進歩と似てる
東京から大阪まで行くために、わざわざ自転車なんて使わないですよね。当然ながら、新幹線の方が断然早い。
そう、プログラミングは自転車ですが、ノーコードは新幹線なんです!(思いつき笑)
誰でも目的のサービスを簡単に作れるように、爆速な開発スピードをくれるのがノーコード。
ノーコードは昔からあった
ノーコードというかっこいい言葉が使われ始めましたが、ノーコードと言えるサービスは以前からありました。
分かりやすい例は、この2つ。
これらも広い意味では立派にノーコード。なぜなら、HTML/CSSコーディングしなくても、誰でも簡単にブログやWebページを作れますよね。
実は、知らないうちにノーコードの恩恵を受けてるんです。
ノーコードは必然で生まれてきている
スマホの完全普及によって、今ではあらゆるサービスを手軽に、そして即座に体験することができます。
新しいサービスを体験をしてはすぐに飽きて、次の面白い体験を探す。そんな行動を繰り返してます。
爆速な開発スピードをくれるノーコードは、このあまりにも早すぎる変化に対応するために、生まれるべくして生まれたと言っても過言じゃない。
ローコードってのもある
ややこしい名前ですが、ノーコードの関連用語にローコードってのもあります。
ノーコード(NoCode)とローコード(LowCode)、2つの違いはこんな感じ。
- ノーコード:プログラミング不要。レゴブロックを組み立てるように開発
- ローコード:大枠はノーコードで作り、必要に応じてプログラミングを使う
ノーコードもあらゆる要求に対応できるほどまだ完璧じゃないので、細かい修正にはプログラミング使いましょ!ってのがローコード。
短期的な視点ではローコードに推移して、長期的な視点ではノーコードに発展する感じですね。
ノーコードって何から学べばいい?
Webサービスに絞ったおすすめノーコードは、この2つ。
一つずつ解説します。
Adalo
Adaloは、ノーコードならではの手軽さを持ちつつも、実現できるサービスのバランスがイイ!

あなた
「Twitterみたいなコミュニティを応用した新サービスを作りたい!」
例えばこう思った時、あなたならどうしますか?外注するにしても、お金かかります。節約するために自前で作るにしても、
- プログラミングを学ぶ
- Twitterもどきなサービスを作る
- カスタマイズしていく
なんていう超面倒な道のりが待ってます。でも、そんなあなたにノーコード。
Adaloなら、いろんなサービスのテンプレートがたくさん揃ってるんです。
…マジで?って思いませんか?私は、初めてこのAdaloのテンプレートサイトを見た時に、ノーコードの大きな可能性を感じました。
Bubble
Adaloに比べて、よりカスタマイズの自由度が高いのがBubble。
個人的には、ノーコードならではのお手軽な感じが、少し小難しくなってるかな?という印象です。
でも、Bubbleはノーコードにも関わらず細かく作り込めるという点に大きな価値があります。
Bubbleなら、ノーコードでできるほぼ全てを体験できる!と言っても過言ではないかも。
AdaloからBubbleがノーコードの王道か
ノーコードを体験する順番としては、最初にAdalo、その次にBubble。
まずAdaloでノーコードの強みを知って、もっと細かく調整したい!作り込みたい!と感じればBubbleのスタートです。
この流れでノーコードを体験すれば、一番オイシイですね。
ノーコードは他にもたくさんある
一言でノーコードと言っても、なにもAdaloやBubbleのようにWebサービスを作れるだけではありません。

あなた
「コレとコレをくっつけた全自動なサービスが欲しい!」
なんていう要望に答えるノーコードだってあります。このあたりが有名。
Webサービス同士を何でもくっつけるよ!っていうニュアンス。最高にクールですね。
ノーコードの普及で起こる未来

あなた
「いいアイデアを思いついたけど、プログラミングしないと実現できないな。」
ノーコードは、そんなジレンマを解消してくれます。あなたのアイデアを具現化できるように助けてくれる救世主。
ノーコードが普及したら、エンジニアの仕事の特権にもなっている、プログラミングそのものの価値が変わってきます。
プログラミングできる人よりも、いいアイデアを考えられる人の方が、価値が高まりそう。
多くの人のアイデアが、ノーコードでどんどん形になって世の中に出てくると思うと、楽しみで仕方がないですよね。
ノーコードが主流になったらプログラミング不要?
ノーコードによってプログラミング不要です!と言い切るには、まだ少し時間がかかります。でも、今後の時代の流れはこんな感じですね。
- まだまだプログラミングが主流
- ローコードで面倒なコーディングが消えてく
- ノーコードで超スピード開発できる
早いところローコードも飛び越えて、一気にノーコードが来て欲しい。いや、きっと来る。将来的にノーコードがもっともっと発展していけば、
- アイデアの考察に時間を使う
- ノーコードでプログラミングをすっ飛ばす
- 即座にアイデアを形にして検証
なんていう体験になります。…幸せすぎません?
全てがノーコードになるとはまだ言い切れない
例えば組み込み系とか、割と特殊な分野ではまだまだノーコードでの開発は難しいかも。
組み込みって何?
-> テレビとか冷蔵庫とか、”モノ”を動かすためのソフトウェアのプログラミング。
私は数年前まで組み込みエンジニアもやっていましたが、まだノーコードまでつながるイメージができませんでした。
作る”モノ”によって、仕様もUIもそれぞれ全く違うので、共通化するにはなかなか難しいですね。
といっても、組み込みでのローコードならすでにあるので、ノーコードに進めるかも!?と感じる瞬間がいつか来てもおかしくない。
管理人
「組み込みでのローコードなら、STM32Cubeとかが有名かな?」

エンジニアほどノーコードに否定的?
ググっているとノーコードに否定的な意見もちらほら見受けられますね。でも、私は現役エンジニアですがノーコードは大歓迎。
プログラミングは目的を実現するための手段にすぎないので、ノーコードでいけるなら使った方が断然スマートだと考えてます。
ぶっちゃけ、プログラミングって面倒ですよね。…とか言っていいんでしょうか?笑
ノーコードを選択するかどうかは自由
ノーコードは非常にスマートですが、絶対にノーコードを選ぶ必要もないかと。
目的によっては、コードをパパッと書いた方が早いケースだってあります。
ノーコードだけ!プログラミングだけ!という極端な選択じゃなくて、うまく共存できるとパフォーマンスを最大化できますね。
価値があるのはプログラミングではなくてアイデアの方
エンジニア思考になると、ついついプログラミングそのものに価値を見出してしまうこともあります。
でも、本来求める価値って、ユーザーに受け入れられる新しいアイデアの方。
プログラミングは実現手段の一つなだけで、価値にはつながりません。
アイデアを具現化して、世の中のユーザーの要望に応えたり、新たな発見を提供することが最大の価値創出。
だったら、その価値を創出するために時間を使いたいですよね。面倒な手段はノーコードですっ飛ばせ。
まとめ
ノーコードについて、おすすめのサービスとともにまとめました。
ノーコードがより発展していくことで、アイデアを具現化するスピードがもっともっと早くなって、刺激的なサービスがたくさん生まれてきます。
あなたが今考えてるアイデア、ノーコードで実現したら世界を変えるかも。
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