
あなた
「Webデザイナーって将来性あるのかな。」
そんな疑問に答えます。
この記事で分かること
- Webデザイナーの将来性とその根拠
管理人
「Webデザインを依頼する立場の視点も交えて、客観的に解説します。」

目次
Webデザイナーに将来性はあるのか?

結論、Webデザイナーに将来性はあります。ただし、対策が必要です。
この2点を理解することで、その将来性に対して納得度が高まります。
- 需要の将来性
- スキルの将来性
一つずつ深掘りします。
Webデザイナー需要の将来性

Webデザイナーの需要は、ECの増加に比例して増えていきます。
ECって何?
-> インターネット上で商品やサービスを取引すること。Amazonがいい例で、Eコマースとも書いたりします。Electronic Commerce の略。
需要が増えていくと分かっていれば、ひとまず安心。需要(Webデザインの依頼)がないと、供給(仕事)しても無駄ですしね。
これまでも、これからも、WebサイトとLPはあって当たり前の時代です。というより、WebサイトやLPがないとそもそも勝負さえできません。
LPって何?
-> ユーザーに商品の説明や問い合わせをしてもらうための、目的に特化した専用ページ。Landing Page(ランディングページ)の略。
Webデザイナーのスキルの将来性

Webデザイナー需要が増えるからといって、ずっと安心できるかというと、そうでもありません。
なぜなら、需要に比例して競合するWebデザイナーが増えていくから。
Webデザイナーとして知名度があれば問題なし。でも、これからWebデザイナーを志望する場合は、将来に向けて知名度を上げるためにスキルを磨くが吉です。
どの分野でも、どの職種でもそうですが、未来を予測してスキルを磨いたり、変えたりすることが大事ですね。
モノでも、サービスでも、需要と供給のバランスを意識して先手を打っていく必要があります。先手を打てば、何も怖くありません。
Webデザインは誰でもできる時代

もし、あなたがWebサイトやLPが欲しい!と思ったら、こんな考えになることはありませんか?
- WebサイトやLPが欲しい!
- でも何とか安く済ませたいな…
- 自分でできないだろうか?
この流れに答えるように、世の中には自分でWebサイトやLPを作れてしまうサービスがたくさん出てきています。
(2025.11.25補足) 今となってはもうAIを使ってベースのデザインは爆速で完成してしまいます。あらゆるツールが揃ってきているので、自分でWebサイトとかLPを作ってしまおう!って誰でも考えちゃいますよね。
言い換えると、Webデザイナーに頼まなくても作れる!という認識が加速しているわけです。
対策するにはあなただけの付加価値を持とう

誰でもできるという認識になるのであれば、答えは簡単。その逆です。
誰でもできないWebデザインができるようになればオッケー。具体的に、この3つで付加価値をつけられます。
- 人の目をひくWebデザインのセンスがある
- どんなWebデザインも実現できるスキルがある
- Webマーケティングの知識がある
ただWebサイトやLPが欲しい!っていう人は、自分でやろう!という考えになるので、そもそもWebデザイナーに頼むことも少ないです。
一方で、少し差別化できる付加価値を提供できるようになれば、違い(クオリティ)を求めるWebデザイン依頼者の要望に応えることができるわけです。
その第一歩となるHTML/CSSコーディングの知識は、最低限でいいのでぜひ理解しておいてください。
HTML/CSSって何?
-> Webページを構成するために使用するのがHTML。そのHTMLで作ったWebページをキレイに装飾するために使うのがCSS。
コーディングって何?
-> SafariやChromeといったWebブラウザで見れるWebページを、HTML/CSSで作る作業。
以下の記事で、HTML/CSSコーディングの最低限の理解が必要な理由もまとめています。
【注意】ウソ?Webデザイナーなのにコーディングできないの?
Webデザイナーって、HTML/CSSのコーディングできた方がいいのかな?そんな疑問にお答えします。Webデザイナーとしての将来的なキャリアの視点、そしてWebデザインを依頼する側の視点から、HTML/CSSのコーディングの必要性を解説します。
Webデザインにかけた作業時間は付加価値ではない

要注意なのは、Webデザインにかけた作業時間が付加価値ではない、ということ。
- 時間をかけてデザインした
- 時間をかけてHTML/CSSコーディングした
- 時間をかけてプログラミングした
Webデザイナー側としては達成感がありますよね。でも、Webデザインを依頼する側にとっては、作業にかけている時間なんて全く無関係。
デザインカンプでイメージを共有したら、そのイメージに対する付加価値をつける意識が大事ですね。
デザインカンプって何?
-> WebサイトやLPの完成イメージ案のこと。Design Comprehensive Layout を略して読んでいます。
まとめ
Webデザイナーの将来性についてまとめました。
- Webデザイン需要とその供給バランスに危機感を持つ
- 必要なスキルの対策をしておく
この2つを意識するだけで、Webデザイナーの将来性に期待することができると分かりました。
将来性があると分かれば、あとは対策するかしないかの2択。1年後のあなたは対策できているでしょうか?
【初心者向け】Webデザインの独学って何からやる?【徹底解説】
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